2019年7月に発売されたクラッシュシリーズの最新作「クラッシュ100L」。ウィルソン革命と謳っているクラッシュ第2弾として発売されたクラッシュ100のスペック違いとなります。


クラッシュシリーズの打感やスペック違いによる違いなど気になる方も多いかと思いますので、現役コーチでもある当サイト管理人が実際に試打しての評価やクラッシュの特徴、また女性プレーヤーが使用しての感想などをインプレしていきます。
ウィルソン クラッシュ100Lの特徴
スペック
フェイス 100Inch
ウェイト 280g
バランス 315㎜
フレーム 24/24/24
パターン 16×19
スペックは軽量系の王道といってよいでしょう。クラッシュ100と同等のしなり・面の安定・打感を実現するために、スロート部分の形状などを調整しているそうです。そのため、280gと軽いけど、打ち負けないラケットになっています。
特徴
黄金スペック級の安定性
フリーフレックスを搭載!カーボン素材を特殊な編み方にし、しなりを大きくしたテクノロジーです。これにより、ウッドラケットのようにしなる打感を実現。
ステーブルスマートを搭載!スロート部分をウィルソン独自の形状にすることで安定性を実現。
フリーフレックスとステーブルスマートの2つのテクノロジーを搭載することで、今まで相まみれる特徴である「やわらかさ」と「コントロール」を両立し、しなるのに安定性があって、パワーアシストがあるラケットとなっています。
ウィルソン クラッシュ100Lの評価
・打感以上にしっかり飛んでくれる
・スイングに順応してくれる万能ラケット
打感はガットに接触している時間がラケットがしなっているのが体感でき、スイートスポットに当たった際は軽くました。パーンといった高音の打感いうよりかはラケットにボールが乗っているといった感触の打感となり、柔らかい打感となっています。
クラッシュ100Lを女性が使った感想
僕のレッスンのお客さんにも、クラッシュ100Lを打ってもらい、感想をもらいました。
インスティンクトSをラケットを使っている女性プレーヤー
→フラットの王道インスティンクトの打感とは真逆に近いですが、その辺がサーブによく表れたようです。インスティンクトよりも軽く感じた分、スイングスピードもあがり、より回転をかけている感覚が得られたのですね。
ウルトラツアー100CVを使っている女性プレーヤー
→ウルトラシリーズは面安定に優れていてパワーもありますが、クラッシュを使ってもパワーアシストは十分感じられた模様です。ウルトラシリーズよりもフレームがしなるため、ウルトラツアーの打感と違うのにウルトラツアー同様の飛びを感じた模様です。
ピュアアエロチームを使っている女性プレーヤー
スイングが中途半端になると、クラッシュは回転がかからないで飛びすぎちゃうと思ったけど、基本的にスイートスポットに当てればよいんですよね(笑)
→ピュアアエロを使用している方は違和感なくクラッシュを打つことができると思います。タイプも振れば回転がかかり、ゆっくり振れば弾きが強くなる部分が似ているため、回転に特化したピュアアエロとコントロールに比重を置いたクラッシュといった感じでしょうか、
クラッシュ100Lのおすすめプレーヤー
クラッシュ100Lは、280gという軽さから、女性やダブルスプレーヤーなどに好まれるラケットとなります。
・回転に挑戦したい入門ラケット
・操作性を重視したいダブルスプレーヤー
クラッシュ100Lの詳細はこちら
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