2021年2月、ウィルソンから待望の新作『バーンV4.0 2021』が発売されます。
従来のバーンシリーズからよりスピンに磨きがかかっている模様で、2021年のウィルソンメイン機種となります。


このような疑問も合わせて、現役のテニスコーチが
「Wilson バーンV4.0 2021」
の新作情報をお伝えしていきます。
Wilson バーンV4.0 2021|新作情報
- 発売日は2021年2月中旬予定
- 全4機種
- スピンに特化したSラケが主体
CX2021のキャッチコピーは『#回転かかる×2』!
ウィルソンのスピン担当の位置づけにあるバーンが、さらに進化を遂げています。
全4機種のラインナップとなり、内3機種は特殊ストリングパターンとなるSラケ仕様となっています。
デザインは、ウィルソンラケットで定着してきた3色カラー「オレンジ×グレー×ブラック」となります。
海外ではすでに2020年から発売されており、日本でも、すでに予約を開始しています。
新バーンの機種ごとのスペックについて、詳しくみていきましょう。
ウィルソン バーンV4.0|スペック
ラケット名 | フェイス | ウエイト | バランス | パターン |
---|---|---|---|---|
100 | 100Inch | 300g | 320㎜ | 16×19 |
100S | 100Inch | 300g | 320㎜ | 18×16 |
100LS | 100Inch | 280g | 325㎜ | 18×16 |
100ULS | 100Inch | 260g | 330㎜ | 18×16 |
バーン100V4.0はザッ・黄金スペック!
その他はSラケ仕様になっており、ストリングパターンが18×16になっているのが、特徴です。
このラインナップからも、スピンに特化したラケットということがわかりますね。
ウィルソン バーンV4.0|特徴
CXシリーズ2021の大きな特徴は3つ!
■フレームがぶれないしっかり打感
■横にスイートスポットが広い
■100Sの価格がかなり安い!
上記3つのテクノロジーにより、回転をかけるために生まれたラケットと言えるでしょう。
バーン100S V4.0に関しては、カウンターベールという振動吸収カーボンをあえて搭載しないことで、打ちごたえと上代23,000円(税抜)という低価格を実現しています。
前作でも人気だった100Sが安く手に入るのはうれしいですね。
Sラケ
- ストリングパターンが横糸多/縦糸少
→スナップバックが起こりやすい
→縦糸が動く
➡回転量がUP
バーンV4.0では、Sラケのストリングパターンが横18×縦16となっています。
通常、横18の時は縦20が主流となっていますが、縦糸が4本も少ないことになりますね。
縦糸の本数を減らすことで、インパクト時にガットが動きやすく、ガットが元の位置に戻ろうとするスナップバック現象が起こります。
スナップバック現象を利用して、ボールに強い回転をかけられるようにしたのが、Sラケのテクノロジーになります。
フレーム強度
- フレーム全体がぶれにくく強度が高い
→縦しなりの部分だけ柔らかさをUP
→引っ掛かりを強くし回転量UP
バーンの場合は、しっかり振っていき回転をかけることで、良さの出るラケットです。
そのため、フレームの強度は硬めに作られていますが、縦方向のしなりのみ若干柔らかくすることで、インパクト時にラケットがねじれ、ボールの引っ掛かりを実現します。
横に広いスイートスポット
- フェイスがラウンドタイプ
→横にスイートスポットが広くなる
→スイートエリアで回転がかけられる
スイートスポットが横に広いことで、スイングスピードが必要な回転ショットの際のヒットミスをなくしてくれます。
自信をもってスイングすることができますね。
ウィルソン バーンV4.0|前作との違い
テクノロジー自体に前作と大きな変更点はありません。
フレーム強度を縦方向に若干しなりを持たせたことで、より多くの回転をかけられる仕様になった点以外は、前作の性能を引き継いでいます。
というのも、前作は、かなり完成されたモデルだったので、自信の裏返しとも言えます。
しっかり振っていく中で回転をかけていくモデルですので、ゆったり振る方ですとボールがかなり弾いてしまい、『硬い』と感じると思います。
ガンガン振っていくプレーヤー・前作のバーンが好きだった という方は、スピン面でより強化された新バーンをすんなり扱うことができるのではないでしょうか。
\バーン V4.0 2021の詳細情報/
バーンV4.0は1月よりネットでのご予約が可能です。
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