HEADのラケット選びの新指標となるCPIについて解説していきます。
また、CPIを機種別と数値別で一覧にしていますので、ラケット比較の参考にしてください!
HEADラケット「CPI」とは

CPIとは、HEAD独自のラケット分類指標です。見方は以下の通りです。
- 数値は100~1000で表記(CPI200など)
- CPIが100に近い程、コントロール重視
- CPIが1000に近い程、パワー重視
- CPI500前後が基準値
コントロール・パワー・インデックスの頭文字をとったもので、コントロール重視なのかパワー重視なのかを表しています。
同じラケットでもスペック違いでCPIは異なりますので、ラケット選びの指標になりますね。
以降は、HEADのラインナップ全7機種のCPIを、機種ごとにご紹介していきます。
HEADラケットのCPI一覧|機種別

HEADラケットのCPI数値を、ラインナップごとにまとめました。
機種でラケットを選ぶ際は、CPIを選び方の目安にすると、失敗が少なくなります。
プレステージ
PRO | TOUR | MP | MP L | – | – |
---|---|---|---|---|---|
200 | 300 | 400 | 500 | – | – |
プレステージはコントロール特化ラケットなので、数値も低いですね。
最大でも500となり、コントロール重視なのが見て取れます。
グラビティ
PRO | TOUR | MP | MP L | S | LITE |
---|---|---|---|---|---|
200 | 300 | 400 | 500 | 600 | 700 |
グラビティは、プレステージに次ぐコントロール向けラケット。
ただ、ラインナップを増やすことで、パワーのあるラケットもあります。
ラジカル
PRO | MP | S | LITE | – | – |
---|---|---|---|---|---|
200 | 400 | 700 | 800 | – | – |
コントロールよりですが、オールマイティーなバランスタイプのラケットですね。
200~800まで幅広く、レベルやプレースタイルに合わせて選ぶとよさそうです。
スピード
PRO | MP | MP L | S | LITE | PWR |
---|---|---|---|---|---|
300 | 500 | 600 | 700 | 800 | 1000 |
コントロール寄りではありますが、パワー型の要素もあるスピード。
ラジカルと比較すると、少しづつ数値が大きいのがわかりますね。
ブーム
PRO | MP | – | – | – | – |
---|---|---|---|---|---|
400 | 600 | – | – | – | – |
2022年の新ラケット「ブーム」は、パワー寄りのラケットといえます。
4月に他のスペックも出る予定なので、わかり次第追記します。
エクストリーム
TOUR | MP | MP L | S | LITE | PWR |
---|---|---|---|---|---|
500 | 600 | 700 | 800 | 800 | 1000 |
スピン系ラケットですが、HEADの中ではかなりパワー寄り。
ラケットの力を利用しながら回転ボールが打てるといえますね。
インスティンクト
MP | S | LITE | – | – | – |
---|---|---|---|---|---|
600 | 800 | 900 | – | – | – |
パワー系ラケットの名に恥じないCPIの数値ですね。
インスティンクトは、CPI600が最小で、どのスペックもパワー特化なのが伺えます。
楽にボールを飛ばしたい人に向いたCPIとなっています。
HEADラケットのCPI一覧|数値別
HEADのラケットをCPIの観点から、以下のようにタイプを分類しています。
- コントロール型|CPI100・200
- コントロール寄り|CPI300・400
- バランス型|CPI500・600
- パワー寄り|CPI700・800
- パワー重視|CPO900・1000
同じCPI数値のラケットをまとめていますので、選ぶ際の参考にしてください。
\HEADラケットの性能を比較/
コントロール型|CPI100・CPI200
CPI100 | CPI200 |
---|---|
プレステージPRO | |
グラビティPRO | |
ラジカルPRO |
CPI100・200はコントロール向けとなり、ツアーモデルのラケットが多いです。
かなりボールの飛びが抑えられているので、スイングスピードが速い競技者向けとなります。
バランス型(コントロール寄り)|CPI300・CPI400
CPI300 | CPI400 |
---|---|
プレステージTOUR | プレステージMP |
グラビティTOUR | グラビティMP |
スピードPRO | ラジカルMP |
ブームPRO |
CPI300・400はコントロール寄りとなり、一般向け~ツアー向けのラケットが多いです。
しっかり自分から打っていきたい上級者や競技者向けとなります。
バランス型|CPI500・CPI600
CPI500 | CPI600 |
---|---|
プレステージMP L | グラビティS |
グラビティMP L | スピードMP L |
スピードMP | ブームMP |
エクストリームTOUR | エクストリームMP |
インスティンクトMP |
CPI500・600はバランスの取れた機種で、一般プレーヤー向けのラケットが多いです。
飛びもコントロールも両立しており、中級~上級まで幅広く対応しています。
バランス型(パワー寄り)|CPI700・CP800
CPI700 | CPI800 |
---|---|
グラビティLITE | ラジカルLITE |
ラジカルS | スピードLITE |
スピードS | エクストリームS |
エクストリームMP L | インスティンクトS |
CPI700・800はパワー寄りとなり、軽量モデルのラケットが多いです。
比較的楽にボールを飛ばせるラケットになるため、初級者や女性向けになります。
パワー型|CPI900・CPI1000
CPI900 | CPI1000 |
---|---|
インスティンクトLITE | スピードPWR |
エクストリームPWR |
CPI900・1000はパワー向けとなり、厚ラケモデルのラケットが多いです。
ラケットの力を借りたいシニア層向けになります。
HEADラケットの新指標CPI|まとめ
CPIの表す数値を知ることで、より求めるラケット選びのサポートとなります。
- CPI100~300 …コントロール重視
- CPI400~600 …バランス型
- CPI700~1000…パワー重視
例えばプレーステージなどは競技者以外使えないラケットという認識が強いですが、CPI500のものもあり、一般ユーザーでも使用できることがわかりますね。
HEADのラケットを選び際は、CPIに注目してみると、意外な発見があるかもしれません。
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