テニスが上手くなる方法とは?打ち方よりも重要な3つの方法

テクニック

テニスは難しいスポーツだという認識が広まっています。その理由が道具を使ってワンバウンドしたボール決められたコートに納めなければならないためです。普段の生活でなかなか経験しないバウンドしたボールを約70㎝の長さのラケットで打つこと、さらには飛ばすではなく収めるという制限がテニスが難しく感じさせる原因となります。

ですが、逆を行ってしまえばラケットと自分の距離感を把握しワンバウンドするボールを予測し、コートに収めるために調節をすればボールがコート内に収まるということにもなります。

極論を言ってしまえば相手よりも多くコートにボールを入れれば勝てるのがテニスですので、ここではあえてテニスの打ち方には触れずに、テニス初心者がまずぶち当たる壁「ストローク」に関して、テニスの本質と上手くなるための3つの方法を解説をしていきます。

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テニスをシンプルに考える

テニススクールなどで教わる「打ち方」が先行してしまい、ラリー中どうしても形ばかりが気になってしまう…これがテニスの上達を妨げる一つの要因となっています。

もちろん打ち方は良いボールを打つために必要なことですが、相手コートにより良い質のボールを収めるためのいわばオプションでもあります。目的は相手コートにボールを入れることであって、きれいなフォームで打つことではないのです。

テニスがうまくなりたいのでれば、ボールが来る位置に正しく入り、ラケットの真ん中で打球し、相手コートに入れるという、テニスがうまくなるための本質的な考え方を取り入れるようにしていきたいです。

相手コートにボールを返球するという視点で考えた場合、以下の3つを解決することでテニスがうまくなる近道となります。

・打ちやすい打点と自分との距離感

・どんなボールが来るかの予測

・コートに入れるための力の加減

それでは1つづつ詳しく解説していきます。

テニスがうまくなる方法①距離感

テニスは相手のボールに負けない位置(打点)でボールを捉えることができれば、しっかりとボールが飛んでくれます。そのためには自分の体から打点までの距離感をつかむことが重要となります。

打点が近すぎて力強いボールが打てない…このような悩みを持つ方もいるのではないでしょうか?こうした原因は2つあります。

原因①
ラケット始動でボール打ちにいく(手打ち)

原因②
ラケットの長さを把握しきれていない

まず打点の距離感を覚えるには打点時におへそからグリップまでの距離を常に一定にすることが大切です。ラケット始動(手打ち)でボールを当てようとすると、おへそからグリップまでの距離感がその都度変わってしまう傾向にあります。おへそから打点までの距離感については下記の記事に詳しく解説していますので気になる方はご参考ください。

打点の位置や距離感
 

おへそからグリップまでの距離感を覚えてしまえば、あとはラケットの長さをプラスしてあげれば距離感を合わせることができます。距離感がつかみにくいという方はどうしても体の近い位置で打球しようとしてしまいます。ラケットはボールを飛ばすための道具にすぎず、そのラケットを操作しているのは皆さんの体です!まずは打点時の肘の位置や手首・グリップの位置といった体の使い方を覚えてしまうことが距離感をつかむ早道となります。

次項で、距離感をつかむための方法をご紹介していきますね。

 

距離感をつかむ練習方法

テニスがうまくなるための方法「自分とボールとの距離感」を覚えるには、ラケットを短く持ってストロークを打ってみることをお勧めします。

普段グリップエンドをもってスイングをしていると思いますが、距離感がつかめないと悩んでいる方は、スロート(ラケットの三角形の部分)をもってストロークをしてみましょう。

ラケットを短めに持つことでラケット始動でボールを打つ感覚から、打点に対して体の向きや腕の位置で打点に合わせる感覚を身につけることができます。実際にラケットを短く持ってストロークをしてみると嘘のようにボールが簡単に飛んでくれることを実感できると思います。この感覚を知ることが出来たら少しづつラケットを長めに持つようにして段階を踏むようにしてみてください。

距離感をつかむ方法
・ラケットを短くもち、ストロークをする
・簡単にボールが飛ぶ感覚を知る
・慣れてきたら少しづつ長くもってみる
 

テニスがうまくなる方法②予測

打ちやすい打点の位置を覚えても、思った場所にボールが来なければ意味がありませんね。打ちやすい打点の位置でボールをとらえるためには、ある程度どのあたりにボールが飛んでくるのかという予測が必要になってきます。

予測は経験・知識・現象の3つからなり、ストロークの場合ですとバウンドした後の弾み具合を予測して打ちやすい打点に入ることが重要となります。経験・知識・現象の内、知識現象はすぐにトライすることができますので、予測をするための知識と現象について下記の詳しく解説した記事をご参照ください。

予測の仕方
 

球出し練習では打ち方を学ぶために打ちやすいボールがきますが、ラリーではそうもいきません。むしろ打ちにくいボールがくるものです。せっかく距離感を覚えてもどんなボールが来るかの予測ができないと打ちやすい場所がどこだかわからなくなってしまいますよね。

そうならないためにも、次項で予測をするための練習方法をお伝えしていきます。

予測をする練習方法

予測をするためには、ボールを打っている相手を観察する必要があります。そりゃそうですよね、相手からボールが飛んでくるわけですから相手の打ち方を観ればどんなボールが来るかの予測がついてきます。ですが、テニスがなかなかうまくならないと悩んでいる方の中には、相手を観ることではなくて打ち方のことばかり考えてしまいがちです。

そんな方はまず、一度打ち方のことは忘れて相手の打ち方の真似をするようにしてみてください!

打ち方ばかりを気にすると相手の動きよりも飛んできたボールばかりに意識が向いてしまい、相手の打ち方や態勢などをしっかり見れていない可能性が高いです。相手を真似るには相手を観なければなりません。相手を観るとスイングの仕方や打ち込むのかつなげるのか、スピンかスライスか、などの予測に必要な情報を得ることができます。まずはウォーミングアップなどで行うミニラリーで相手と同じ打ち方になるように真似をしてみましょう。目的はあくまで予測の練習ですので、自分の打ち方はあまり考えずに相手のグリップの持ち方や軸足の置き方・重心のあり方などに意識をおいて真似っこラリーをしてみてください。

予測能力をあげる方法
・相手の打ち方を真似る
・最初は短い距離から、徐々にお互いの距離を離して
・自分の打ち方は一度忘れる

テニスがうまくなる方法③力の加減

上記の方法で打点の距離感とボールがどの辺に来るかの予測ができたのなら、あとは決められたコート内にボールを収める段階に入ってきます。

コート内にボールを収める方法として、ボールの勢いを調整する方法・ボールに回転をかける方法の2つがあります。この記事では力の調節に関して解説をしていきますので、ボールに回転をかけてコートに収める方法は下記の記事をご参照ください。

 
テニスラケットはよりボールを簡単に飛ばせるように日々凄まじいスピードで進化を遂げています。簡単に飛ばせる道具に対して力いっぱい振ってしまったら、もちろんボールはコートに収まらずにホームランしてしまいます。どのくらいの力加減でグリップを握ればよいのか・どのくらいの力でボールを打てばコートに入るのかといった力の調節が、テニス初心者がコート内にボールを収めるコツとなってきます。
 
次項で、力の調節についての練習方法を解説していきます。

力の調節をする練習方法

力の調節にうってつけの練習はショートラリーです!

ショートラリーが苦手な方の特徴の一つに、今まで習った打ち方でショートラリーをしようとしてしまうことにあります。球出し練習をする時ってベースラインから遠くの的を狙って打つことが多くなはいですか?その感覚のままショートラリーをしたら当然ボールを飛んで行ってしまいますよね。

短い距離でラリーするコツは打ち方にこだわらないことです!

どのくらいの勢いでどこにボールを落としたいかをイメージしてショートラリーをすることで自然と力が抜けてきます。体は横を向いて、テークバックをして、背中までラケットを振って…こうした難しいことは一切考えず、ただイメージしたボールを打つことだけに集中してみてください。ショートラリーの重要性や練習方法については  テニス初心者が上手くなる練習方法【ショートラリー】 に詳しく解説していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

また、ボール付きなら一人でも力の調節に関する練習はできます。ボール付きには力の調節にほかにも取りやすい場所はどこかといった距離感やボールのコントロールなどテニスに必要な要素がたくさん含まれています。ボール付きのやり方を紹介している テニス初心者が上達する練習方法【ボール付き】 を参考していただくと、力の調節に必要な練習方法をご覧いただくことができます。

力の調節の練習方法
・一人でできるボール付き
・短い距離のショートラリー
・打ち方にこだわらず、どんなボールが打ちたいかというボールの行方をイメージすることが大切
 

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テニスがうまくなる方法「まとめ」

スクールなどではどうしても打ち方から教えられてしまいますが、打ち方を教わる時って打ちやすいボールで練習をすることになります。ですが、テニスは打ちやすいボールなどほとんど来ませんので自分で打ちやすいところに移動しなければなりません。

一番初めにお伝えした通り、打ち方は良いボールを打つためのオプションであって打ち方をマスターすることがテニスのゴールではありません。もちろん、さらに上達するため・さらに良いボールを打つために打ち方を意識する時期はやってきますが、その前に相手のコートにボールを収める技術が必須になりますので今一度重要点を下記にまとめます。

■ボールとの距離感
ラケットを短く持って練習してみよう

■ボールの予測
相手の真似をしてみよう

■力の調節
ショートラリーを練習しよう

ストロークはこう!サーブはこう!といった打ち方以外にもテニスには上記の要素が必要になりますので、テニスがうまくなりたいと思う方は打ち方以外の部分もレベルアップしていきたいですね!
 

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