テニスのグリップの種類や特徴を徹底解説!握り方でプレーが変わる

テクニック

テニスをプレーするうえで重要となるのが「グリップの握り方」です。

グリップの握り方を変えるだけで、打ち方・打点の位置・球種など様々な変化が起こってきます。

良く厚いグリップと薄いグリップという言い方をしますが、双方にはメリットもデメリットもあり、グリップの理解を深めることで、テニス上達のきっかけになります。

今のグリップの握り方を見直す意味でも、グリップの握り方に応じてどのような影響が起こるのかを徹底解説していきます。

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テニスの握り方の種類と呼び方

テニスのグリップの握り方は大きく分けて4つあります。

薄いグリップ コンチネンタルグリップ
イースタングリップ
厚いグリップ セミウエスタングリップ
ウエスタングリップ

 

表にある、「厚いグリップ」と「薄いグリップ」の違いは以下の通りです。


【厚いグリップ】

厚い握りとは、ラケット面が地面を向くような握り方です。

グリップを握る手が矢印の方向へ右回り行くほどに熱い握りとなります。

 


【薄いグリップ】

薄い握りとは、ラケット面が地面に対して90度の方向を向く握り方です。

グリップを握る手が矢印の方向へ左回りに行くほどに薄い握りとなります。

通常薄いグリップはボールが弾まないグラスコートに適した握り方で、厚いグリップはボールが弾むハードコートやクレーコートに適しています。

しかし、現代のテニスではラケットの性能が格段によくなっていることから、昔ほどコートによる握り方の影響はすくなっくなっており、プロ選手は厚い握りが主流となっています。

 

グリップの握り方の由来

それぞれのグリップの握り方の由来は大陸の名前からきています。

コンチネンタルグリップ
ヨーロッパを意味する言葉をコンチネンタルと言います。テニスが行われていた当初は芝生のコートがメインでした。コンチネンタルグリップはバウンドの低いボールに対応しやすく、薄い握りの方が対応しやすいことから、薄い握り方が主流となりコンチネンタルグリップと呼ばれるようになりました。

イースタングリップ
アメリカの東部地方で主流となった握り方です。東部は英語でイーストと言いますね。昔、ヨーロッパ人がアメリカ東部に降り立った際の名残があり、コンチネンタルグリップよりもさらに力強いボールが打てるように変えられた握り方がイースタングリップです。

(セミ)ウエスタングリップ
アメリカの西部地方で主流となった握り方です。西部は英語でウエストと言いますね。アメリカの西部地方ではハードコートが多く、弾むボールに対応するためにグリップが厚くなっていった流れがあり、熱いグリップをウエスタングリップと呼ぶようになりました。
ちなみにセミウエスタンはイースタングリップとウエスタングリップの中間の握り方で、現在では主流となっている握り方になっています。

 

テニスのコンチネンタルグリップの特徴

テニスのコンチネンタルグリップの握り方と特徴について解説していきます。

テニスの握り方は、親指と人差し指で出来たVの字がグリップの八角形のどこに来るかで変わってきます。図とともに解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
※握り方は右利きの方向けに解説していきます。

握り方

コンチネンタルグリップは、指のVの字が、グリップの八角形の左斜め上にくることで、正しく握ることができます。

グリップの上から包丁を握るようにして握りましょうと、よく言われますが、厳密に言うと包丁握りよりも若干左側にVの字が来るのが正しいコンチネンタルグリップの握り方となります。

グリップを握る際は小指から包み込むように握りましょう。手のひらを押し付けて握ると、知らぬ間にVの字が右側に移動してしまい、コンチネンタルグリップではなくなってしまします。

特徴

テニスのコンチネンタルグリップの握り方では、以下のような特徴があります。

ストローク
打点 低くなる(膝の高さ)
体の向き 打ちたい方向に対し横向き
球種 面が上向きになりやすく、回転がかけづらい

 

ボレー
打点 体から遠くなる
体の向き 打球方向に対して横向き
球種 逆回転をかけやすくなる

 

サーブ
打点 グリップの握り方の中でも最も打点が高くなる
スライス 非常にかけやすい
スピン 非常にかけやすい

 

コンチネンタルグリップでは、ボレーやサーブに向いている握りと言え、ストロークでは回転をかけることが難しいため、打点や面の繊細さが要求されます。

しかし、しっかり打つことができればスピードボールを打つことも可能になります。

テニスのイースタングリップの特徴

テニスのイースタングリップの握り方と特徴について解説していきます。

※握り方は右利きの方向けに解説していきます。

握り方

イースタングリップは、指のVの字が、グリップの八角形の右斜め上にくることで、正しく握ることができます。

右斜め上にVの字がくると、手のひらとラケット面が同一の向きを作ることができます。

グリップを握る際は小指から包み込むように握りましょう。手のひらを押し付けて握ると、知らぬ間にVの字が右側に移動してしまい、イースタングリップではなくなってしまします。

特徴

テニスのイースタングリップの握り方では、以下のような特徴があります。

ストローク
打点 膝から腰の高さ
体の向き 打ちたい方向に半身横向き
球種 自然な回転がかかるようになる

 

ボレー
打点 コンチネンタルに比べ体に近い位置
体の向き 打球方向に対して半身横向き
球種 若干の逆回転をかけることができる

 

サーブ
打点 コンチとウエスタンの中間
スライス 若干かけることができる
スピン かけるの難しくなる

 

イースタングリップでは、どの球種もそれなりに打つことができ、また手のひらと面の向きが同じ方向になるため打球のイメージがしやすく、テニス初心者におすすめの握り方となります。

テニス初心者のストローク練習方法はこちら⇒テニス初心者の練習方法とは?STEP4ストロークの打ち方その1

 

テニスの(セミ)ウエスタングリップの特徴

テニスのセミウエスタングリップの握り方と特徴について解説していきます。

※握り方は右利きの方向けに解説していきます。

握り方

セミウエスタングリップは、指のVの字が、グリップの八角形の右斜め方向にある平らな部分に来るように握ります。

ウエスタングリップはさらに右側に移動させた形となりますが、現代の主流はセミウエスタンとなりますので、セミウエスタンに合わせて特徴をお話していきます。

 

特徴

テニスのセミウエスタングリップの握り方では、以下のような特徴があります。

ストローク
打点 腰の高さから胸の高さ
体の向き 打ちたい方向に半身横向きから正面向き
球種 自然な回転量の多いボールを打つことが可能

 

ボレー
打点 体に近く、かなり前方
体の向き 正面抜き
球種 逆回転ではなく横回転となる

 

サーブ
打点 グリップが顔の高さと低くなる
スライス 横回転ではなく、逆回転となる
スピン 非常に難しい

 

セミウエスタングリップでは、ストローク時に強いボールにも負けにくくなり、また強く振っても、ボールに回転がかかるため安定してボールをコートに収めることができます。ですが、ボレーやサーブでは、球種が限られてくるのでプレーの幅は狭くなります。

回転についての記事はこちら⇒テニスのストロークで回転をかけるには?3つのコツでトップスピン習得

 

テニスのグリップの握り方まとめ

テニスのグリップの握り方について解説してきましたが、どのグリップにしたら良いのかについては実際にスイングをみないとわからないのが正直なところです。

というのも、どの握りにもメリットとデメリットが存在するので、一概にどのグリップが良いということは言えないのです。

共通して言えることは

薄い握りの場合は、勢いのあるボールには弱いが、ラケット操作には優れている

厚い握りの場合は、勢いのあるボールには強いが、ラケット操作には不向き

ということです。

また、打ち方の種類によっても握り方は変わってきます。

ストロークであれば、レベルがあがるほど相手のボールも強くなってきますし、ラケットを振るスイングスピードが上がるため、厚いグリップに移行していくことをおすすめします。

ボレー・サーブであれば、厚い握りの方が強いボールを打てる一方でラケットの操作性が劣るので、レベルが上がってくることで様々な対応ができるように薄い握りに移行する傾向していくことがおすすめです。

人間にはそれぞれに運動構造というのがあり、その人のプレースタイルや運動構造、力のあるなしやクセなどを加味して、その人に合った握りというが、重要になってきます。

そのため、この握りが正しい!ということではありません。それよりも、握りに合った正しい打ち方ができるか、自身のプレースタイルに合った握りをしているのかといった方がずーーっと重要になります。

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コメント

  1. より:

    ちょっと誤字が多くて混乱します…
    イースタングリップの項目なのにコンチネンタルって書いてあったり、見てる項目はどこだったのかわからなくなります
    ためになることを書いてあるのですから誤字は修正いただきたいです

    • SK より:

      コメントありがとうございます。

      ご指摘ありがとうございます。誤字がひどすぎて申し訳ありません。

      直ちに修正いたします。