テクニファイバーの新ラケット「TF40」が2022年1月に発売されます。
ツアー向けラケットの決定版ともいえるTF40。
昨今では少なくなってきているボックスタイプを体感できるラケットになっています。
新作情報とともに、気になる特徴やおすすめプレーヤーについてお伝えしていきます。
Tecnifibre TF40 2022|新作情報

- 発売日は2022年1月15日
- 4機種
- ガンガン振ってもコントロールできる
しっかり振ってコートに収めたい人向けのラケットです!
機種は、TF40 315 とTF40 305 の2つでストリングスパターンがそれぞれ2種類あります。
ストリングスパターンの違いでボールの飛び方もかなり変わるので、選ぶ際のポイントになりそう(後述で解説します)。
ラケット自体はかなりハードで、振らないと飛びません。
一般プレーヤーというよりかは競技志向プレーヤーにおすすめしたいラケットです。
Tecnifibre TF40 2022 |スペック
スペック | 315 18M | 315 16M | 305 18M | 305 16M |
---|---|---|---|---|
フェイス | 98inch | 98inch | 98inch | 98inch |
ウエイト | 315g | 315g | 305g | 305g |
バランス | 310㎜ | 310㎜ | 325㎜ | 325㎜ |
全長 | 27 | 27 | 27 | 27 |
パターン | 18×20 | 16×19 | 18×20 | 16×19 |
フレーム | 21.7㎜ | 21.7㎜ | 21.7㎜ | 21.7㎜ |
スペックの大きな違いは重さとストリングスパターンです。
305よりも315の方がハードで、16×19よりも18×20の方がハードという見方でOK。
フレームはかなり薄い21.7㎜フラットなので、しっかり振らないと飛ばないスペックになっていますね。
Tecnifibre TF40 2022 |特徴
- ボックスタイプ=フィーリングUP
- 広いグロメットホール=ヒットゾーンUP
スイングに素直に反応してくるような特徴になっています。
ガンガン振ってもコートに収まるようにフレームを薄く調整し、打球時の快適性にも着目した振動軽減も採用しています。
楽にボールを飛ばすのではなく、しっかりスイングをして微調整を可能にしてくれるテクノロジーといったところですね。
ひとつずつ説明していきます。
純粋なボックスタイプ
フィーリングが良く球持ちがいい
ボックスタイプ特有のしなり感や球持ち感を存分に味わえるのがボックスタイプのメリットです。
ラウンド型やハイブリッド型が増えてきている中、純粋なボックスタイプはかなり貴重ですね。
ボールの飛びは控えめになりますが、ラケットを振った分だけ安心感を得られます。
広いグロメットホール
ガットがたわみ、スイートスポットも広がる
通常よりも20%広いグロメットホールが、ストリングをホールリングしてくれます。
評判の高いテクニのガットを最大限生かせますね。
ガットのたわみが発生することでフィーリングも強化され、打球時に伝わる情報も手で感じ取りやすくなります。
Tecnifibre TF40 2022 |おすすめプレーヤー

TF40は競技向けプレーヤーという前提となります。
その中でも、スペックによっておすすめプレーヤーは変わることになるでしょう。
- 重量
315 操作性は悪くなるが安定度が増す
305 安定度は下がるが勢い回転量が増す - ストリング本数
M18 軌道が上がらずフラット系
M16 軌道が上がり回転量も増す
重量とストリングパターンを加味した時、下記のようなイメージになってきますね。
機種名 | 軌道 | 回転量 | おすすめ |
---|---|---|---|
315 M18 | 低い | 少ない | 超競技向け |
315 M16 | 高め | 多め | 軌道を作りたい競技向け |
305 M18 | 低い | 少なめ | バランスを求める競技向け |
305 M16 | 高め | 多い | 競技向けを目指す一般プレーヤー |
ラケットをしっかり振れない人には難易度激高です。
ガンガン振っていく中でコントロールを求める方に向いているラケットといえるでしょう。
Tecnifibre TF40 2022 |まとめ
2022年新ラケットTF40をもう一度おさらいします。
- 発売日は1月15日(予約OK)
- 競技向けのコントロールラケット
- スペックによって飛び方が変わる
- フラット系ならM18・スピン系ならM16
- 一般ユーザーなら305 M16 がおすすめ
テクニファイバーのラケットの中でも最もツアー向けのラケットです。
試合に出る男性でテクニファンやオールラウンダーは、チェックしてみてください。
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