フォアハンドで腰の回転をするための動かし方!手順と練習方法を解説

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フォアハンドの時に腰使ってって言われたんだけど。

えっ、どうやればいいの?

スクールでよく言われる「腰(体)を回転させて!」というアドバイス。同時に「手打ちだから~」ともいわれるのではないでしょうか?

結論から言いますと、下半身の動かし方がわかれば自然と腰や体は回転します

ただ、わかっていてもなかなかできなくて悩んでいる人は、非常に多いです。

コツは、下半身の使い方は人それぞれに意識する箇所が変わってくるということ。

腰の回転をさせる方法やメリット・練習方法をお伝えしていきます。

こんな人におすすめ
  • 手打ちって言われる
  • 腰(体)の回転のやり方を知りたい
  • スクールレベルで初級~中上級程度

※この記事では骨盤の使い方については記載しておりません。ご了承ください。

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フォアハンドで腰の回転と動かし方の手順

腰の回転を使ってフォアハンドストロークをするコツは以下の3つです。

  • 下半身(軸足)の回転
  • 体の回転を止める
  • 脱力

腰の動かし方は、下半身を動かすこととリンクします。

下半身から始動することで、腰も回転し理想的なフォアハンドに近づけます!

逆に、言葉通り腰を回転させようとすると、上半身のみでも動かてしまうため手打ちのリスクにも……。

手順はコレ

脱力→横向き→下半身始動→軸足の回転→回転運動を止める

上記手順の中でも、意外と知られていないのが下半身始動のやり方。

具体的なコツをお伝えしていきますね。

下半身を使うコツ

下半身を使用するコツは、以下の3か所の意識しやすい場所から動かすことです。

  • 軸足の蹴り返し
  • 軸足の膝
  • 腰骨

人それぞれでしっくりくる箇所が変わってきます。

どこを意識しても結果として腰の回転につながりますので、どれでもOK。

それぞれ解説しますので、自分のやりやすい方法を試してみましょう。

軸足の蹴り返し

足の裏が完全に見えるまで蹴り返すように意識します。

蹴り返す足の親指をグリンと回すイメージだと、上手く蹴り返すことができます。

軸足の膝

軸足の膝をもう片方の足の膝に寄せるように意識します。

膝をゆっくり前方に動かすようにすると、スムーズに寄せることができます。

腰骨の突き出し

軸足側の腰を打点に向かって突き出すように意識します。

後ろから軸足側の腰だけ押されるようなイメージだと、上手く回転できます。

フォアハンドで腰の回転をさせるメリット

腰の回転を使ってフォアハンドストロークをすると、様々なメリットがあります。

  • ショットの威力が出る
  • ショットが安定する
  • スイングの調節ができる
  • ケガの防止になる

これだけのメリットがあるから「腰(体)を回転させて」とアドバイスされるのですね。

逆を言えば、手打ちだと上記のメリットがデメリットに変わってくるということです。

手打ちの場合
  • 威力:腕だけのパワーでしかない
  • 安定:面の向きが変わり安定しない
  • 調節:脱力できず力が入る
  • ケガ:打球時の衝撃がすべて腕に

これだけの悩みを腰の回転一つで解決できるわけですね。

腰の回転を習得するための練習方法をお伝えしますので、ぜひマスターしてください。

フォアハンドで腰の回転をさせるための練習方法

腰の回転をするためのフォアハンドストロークは、以下のポイントを意識することで取得できます。

  1. 横向きからスタート
  2. 腰の回転のコツを意識
  3. 打ち終わりは打球方向におへそ

練習自体はオーソドックスですが、球出しに「意識」を加えることで充実した練習内容になります。

形にこだわる必要はありません。目的は腰の回転を使用することです。

画像を参考に実践してみてください。

手順①横向きスタート

先に横向きを作っておくことがポイントです。

手打ちの人は意外にも自分が正面向きで打っていることや横向きになる動作が遅れていることに気づいていません。

ボールの見え方が変わってくるはずです。

下記の記事で詳しく触れていますので、ご参考ください。

フォアハンドのテイクバックのコツ

手順②腰の回転のコツを意識

ラケットではなく下半身から始動することがポイントです。

「打つ」という意識は力が入ってしまい手打ちになりがち。

  • 相手のボールを利用する
  • 下半身で打点にタイミングを合わせる

と考え方を変えると、下半身始動がしやすくなります。

このことを運動連鎖と言い、楽にボールを飛ばすための動作のキモになる部分です。

ストロークのコツは運動連鎖!自然な動作で最大のパワーを

手順③体の回転を止める

体の回転を止めた反動で腕の動きが加速し、楽にボールを飛ばすことができます。

体が回転しすぎてしまうと、以下のようなデメリットが発生します。

  • 平行スイング→ネットミスのリスク
  • 面の向きが変わる→方向が変わる
  • 力が入らない→威力が低下

フィニッシュ時はおへそを打球方向に向けるようにしましょう。

体の回転を止めるメリットは以下の記事で詳しく解説していますので、ご参考ください。

フォアハンドのコツは「クィッ」と「ビュン」

腰の回転でフォアハンドは劇的に変わる

フォアハンドストロークで腰の回転を使う際のポイントをおさらいします。

  • 腰の回転は下半身から
  • 下半身の使い方は人それぞれで変わる
  • 大抵の悩みは改善される
  • 練習時は形よりも意識が大事

僕も手打ちで悩んだ過去がありましたが、考え方を変えることで克服しました。

今までの感覚を捨てるのは怖いものですが、闇を抜け出した先はフォアハンドが好きになっているはずです。

ご参考ください。

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