ダンロップ CX200の評価や特徴を現役コーチがインプレ!

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スリクソンの後継機種として2018年12月にダンロップから登場したCX200!2019年には日本限定モデルの白(ホワイト)カラーも発売されており、人気を集めているテニスラケットです。

みんながイイって言うけどなにがイイの?
やっぱり薄ラケだから難しいラケットなのかな?

CX200は非常に評判の良いテニスラケットですが、いったいなにがいいのか、現役コーチでもある当サイト管理人が実際に試打した評価やラケットの特徴などをインプレしていきます。

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ダンロップ CX200の特徴

スペック

フェイス 98Inch
ウエイト 305g
バランス 315g
フレーム 21.5/21.5/21.5
パターン 16×19

スペックは前作のREVO CX2.0とほぼ変わらず、フレーム厚だけ0.5㎜厚くなっています。

特徴

機能面は日本開発チームが担当し、デザイン面をイギリス社が担当しているということで、日本人好みの柔らかい打感をしっかり感じることができています。

・スピードボールが打てる
・しっかりとした打感を感じるが、柔らかさがある


ソニックコアテクノロジー
がダンロップではお馴染みのテクノロジーとなっていますが、CX200よりさらにマイルドな打感とパワー向上を可能にした「インフィナジー」を搭載し、進化しています。

ソニックコアテクノロジーとは?
住友ゴム社が開発した高反発ウレタンのソニックコアをフレーム内部に搭載し、ダンロップ特有のしなりとスピードボールを可能にしたテクノロジー。

ストリングパターンにも工夫がなされており、通常より中央部分の目を細かくすることで、スイートスポットを前作のCX2.0よりも先端方向に30%UPしています。このおかげで、振動吸収が生まれ、先端に当たったとしても振動を感じにくく、しっかりした打感でありながら柔らかさを実現しています。

ダンロップ CX200の評価

・ バランスが良い万能ラケット
・打ちたいボールが表現できる
・体感以上にスピードボールが打てる

打感は柔らかいにつきます。CX200のような薄ラケとなると、どうしても難しいイメージや堅いイメージがつきやすいですが、しっかり打感があり柔らかさを感じられました。薄ラケ特有の打ちごたえがあるので、カッチリしているのですが、ボックス形状特有のラケットに乗っている感覚があり、手に残る振動はほとんど感じることがないので、同じようなスペックのラケットと比べてもトップクラスのしなりや柔らかさと言えるラケットです。

パワーはかなりのアシストを感じられます。薄ラケだとしっかり振らないと飛ばないイメージですが、CX200は黄金スペック並みに飛んでくれる印象です。といいますか、薄ラケというのを忘れるレベルですね。薄ラケに挑戦したいという方は、違和感なく扱うことができると思います。
スピン性能はかけようと思えばかかるといった感じです。元々スピン系というよりはフラット系のラケットですので、スピンを求めている方はボールが飛びすぎてしまうという感覚になるでしょう。必要に応じて回転をかけたいなーという時に思ったようにかかってくれるので、フラット系プレーヤーは心地よいスピン量を体感できると思います。
ラケットに乗っている感覚もありながら、ポーンと簡単にボールが飛んでいきますので、非常に扱いやすい!スイングスピードが落とせば弾きが強く、スイングスピードを速くすればしっかり潰せることもできるラケットですので、自分の打ちたいボールをしっかり表現してくれます。ラケットは振っていくけど繊細な部分も大事にしたいという方にはフィットすることでしょう。

CX200のおすすめプレーヤー

ダンロップのCX200は男性競技者向けである一方、薄ラケに挑戦したい中上級プレーヤーにも使えるテニスラケットです。

REVO-CX2.0から乗り換えたい方

ボックス形状で強いボールを打ちたい方薄ラケに挑戦したい方
スリクソンファンからするとダンロップに代わってどうなったか気になるところだと思いますが、基本的にREVO-CX200の進化バージョンといった感じなので、スムーズに乗り換えが可能だと思います。
薄ラケなので当然ですが振り抜きはよく、ボールの弾きも良いので、ストロークをフラットでガンガン打ちたいというプレーヤーはしっくりとくるはずです。
また、ラケット自体の難易度も高くはないので、スイングスピードが上がってきてボールが収まらなくなってきたという中上級~上級のフラット系プレーヤーは、ワンランク上のテニスを目指す上でも良さそうなラケットですね。

大人気のCX200

【2019年販売】CX200日本限定モデル

ダンロップ CX200まとめ

フラット系ラケットの代表作でもあるCX200ですが、テニスプレーヤーが求めるフィーリング=柔らかさを随所に感じられ、個人的には名器と呼んでよいラケットだと思います。

ブレードやレグナなど似たようなラケットの中でも群を抜いて柔らかさをを体感できますので、タッチ感覚を重視する僕は、かなりのお気に入りになりそうです。

中級女性にも使っていただきましたが、女性ですとはやり重さがあり難しく感じたようですが、普段フレームが中厚のラケットを使用している方たちでもCX200は飛ぶという感想も得られています。

薄ラケなのに中厚ラケット同様の弾き感を得られるので、個人的には薄ラケと中厚ラケの中間くらいの立ち位置の飛び具合になるのかなーと思いました。中厚だとボールが収まらないという方や薄ラケだと飛ばないと感じている方にはもってこいのラケットとなりそうです。

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