YONEX イーゾーン100 2020インプレ【コーチ評価】打感やおすすめプレーヤーは?

テニスラケット

2020年1月に発売されたヨネックスEゾーンシリーズの大人気スペック「Eゾーン100」を現役のテニスコーチが試打しました。

最新のイーゾーンはどんな感じ?前作とどんなところが変わったの?

ストロークでガンガン攻めたいからイーゾーンを心待ちにしてた!噂ではスライスとかもいいって聞いたけどどうなの?

現役のテニスコーチでもある当サイト管理人が、Eゾーン100の特徴や打感、おすすめプレーヤーをインプレしていますので、ぜひご参考ください。

YONEX イーゾン100の特徴

スペック

フェイス:100Inch
ウエイト:300g
バランス:320㎜
フレーム厚:23.5/26/22
パターン:16×19

ザ・黄金スペックです。

特徴
・振動吸収素材(VDM)で、振動が来ない!
・ストリング幅を長くすることで、芯を外しても打ち負けない

振動が来ないイメージがあるEゾーンシリーズですが、今作はさらに今までよりも雑振動が30パーセントカットされるVDMという素材を搭載。びっくりするくらい振動がきません。

また、イーゾンというとパワーラケットのイメージが強いですが、今作は今までのEゾーンシリーズのパワー面も継承しつつ、新たに食いつき感・柔らかさが加わっています。

ストリングの横糸の位置を通常のラケットよりも縦に広くとることで、ガットのたわみや食いつき感を実現し、さらには多少芯から外れてもしっかりボールを飛ばせる点も今作のEゾーンの特徴です。

これにより、イーゾーン100はスピンもかけやすい仕様となっています。

ーEゾーン2020シリーズの特徴・全スペック詳細はこちらー

YONEX イーゾン100のインプレ・評価

・食いついて柔らかく、体への負担はほとんどない
・イーゾーンとは思えないほどのスピン量
・ボールのノリがよく、スライスやボレーは一級品
打感・打球
食いついて柔らかい!
打感は、粘り気がある印象で決して打感は軽くありません。ただ、同時に柔らかさもあり、不快感のある重さはなく、俗にいうホールド感を感じるラケットです。

インスティンクトやピュアドライブのようなクリアな打感ではなく、ボールを掴んで飛ばしていくタイプのラケットで、ダンロップのSX300に近い打感で、打球時にパワーを自分の意志で伝えていくイメージの打感です。

真ん中よりヘッドよりで捉えた方が気持ち良い
今作よりストリングパターンを調整することで真ん中より上方向のヒットゾーンが拡大したようですが、真ん中より少し上でボールを捉えた方が気持ち良い打感でした。
トップにいくほど、ガット幅が広くなる構造をしているためか、硬さもあまり感じず、ボールがしっかり飛んでくれます。ぎりぎりの場面でボールがラケットのトップ気味に当たる際でも、力強いボールが打てるラケットです。
特にサーブでは、トップ気味で捉えることが多いと思いますが、威力が間違いなく上がります!
弾道が勝手に上がる
今までのイーゾーンは反発力があり、前方へボールが飛んでいくイメージでしたが、今作のイーゾーン2020は、ボールを掴んでいる感覚があるためか、上方向へボールが飛んでいきます。
フラットで打球をすると思った以上にボールが飛んでいく印象がありました。ただ、イメージした弾道と実際の弾道の誤差をすり合わせていくことで、勢いのある深いボールが打てました。ボールを掴んでいる感覚があるため、感覚の面で修正しやすいのでしょう。
フラットドライブで打球した際は、ボールが伸びていき相手コートでしっかりボールが落下していきましたので、個人的にはフラットドライブにフィットしたラケットだと思いました。
スピン・スライス
スピンのスイングだと、かかりすぎてしまう?
スピンは今までのイーゾンのイメージで打球すると、ものすごくかかっているのを実感できます。
そのため、スピンを意識したスイングをすると、思ったよりもボールが上にあがり落下も早く、ボールが浅くなる傾向がありました。
薄めにあてるより厚めにあてることで、勢いのあるボールでスピンがかかり、イーゾーン100の性能を発揮できると感じました。
スライス・ボレーは一級品
今作のイーゾーンシリーズすべてに言えることですが、スライスやボレーのようなダウン気味のスイングの時の打球が一級品です。
元々柔らかくてパワーのあるラケットに食いつき感が生まれたことで、ラケットに乗せて打球することができるため、伸びのあるボールで回転がかかり減速してコートに収めやすい!
打っている方も気持ちよく打球できますし、相手側から見たら勢いよく飛んできて途中でブレーキがかかり、バウンド後にまた加速するような緩急の錯覚を感じさせることができます。
厚い当たりでしっかりスイングを!

しなり・食いつき感があるイーゾーン100では、しっかり振っていくとこで、柔らかさ・パワー・回転・コントロールを体現できます。

当てるだけのようなスイングですと、ボールが弾いてしまい上方向にボールが飛んでしまうので、すっ飛んでいくような打球になってしまいました。

フレームは厚めなので決して振り抜きがよいとは言えませんが、しっかり振ることで最大限イーゾーン100の性能を引き出せると感じました。

Eゾーン100のおすすめプレーヤー

イーゾーン100は女性にも扱えるスペックですが、普段黄金スペックを使用してる方におすすめです。というのも、今作のイーゾーンシリーズは細かく重さが分かれているので、今使用している重さに合わせた機種を使うことができるからです。

男性でしたら、初中級から中上級あたりと幅広い層におすすめできます。上級者ですとボールが飛びすぎてしまうと思いますので98がよさそうです。逆に初心者ですと285gのイーゾーン100Lが操作性もあり使いやすいでしょう。

>>【2020年新作】ヨネックス イーゾンの評価|全スペック紹介

以下のような悩みを持っている方には、イーゾーン100は最適のラケットだと思います。

・黄金スペックを使用している女性・男性で、パワーのあるボール打ちたい…

・中級~中上級くらいの男性で今使用しているラケットだとボールが浅くなってしまうことが多い

・ガンガン打っていくプレースタイルだけど、繊細さもほしい

・ダブルスプレーヤーで、ボレーやスライス・上系のショットを強化したい

YONEX Eゾーン100の詳細

新カラー「Eゾーン 98 NO リミテッド」

※9月1日更新

2020年8月のシンシナティオープンより大坂なおみがデザインした「Eゾーン98 NO リミテッド」が登場しました。

ホワイト基調にゴールドのアクセントがおしゃれな新カラーは、スペックはそのまま、2020年9月下旬より発売予定となっています。

 

 

YONEX E-ゾーン100SL まとめ

黄金スペックは誰でも使用しやすいラケットですが、特にイーゾーン100はピュアドライブよりも柔らかい打感で、SX300よりもパワーを出したいという層にフィットするラケットです。

また、スライスロブやドロップといった逆回転系のショットが非常に調整しやすく、サーブの威力も速度もあがりますので、ダブルスがメインのプレーヤーにとっては扱いやすい一本となるはずです。

キリオス選手が歴代最高に使いやすいラケットと言っていましたが、確かにキリオス選手のようにフォアはスピンをかけてガンガン打っていき、バックハンドは乗せるようにフラットで打球、威力あるファーストサーブ、ドロップなども多様するプレースタイルですと、納得だなーと使用して感じました。

キリオス選手のようなダイナミックかつ繊細なプレーを目指している方は試してみてはいかがでしょうか。

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