テニスのフォーム改善で重要な3つのコツをコーチが解説

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現役のテニスコーチが、テニスのフォームを改善するコツをお伝えしていきます。

綺麗なフォームに憧れるのだけど、全然できないの

コーチにフォーム改善のアドバイスをもらうのだけど、なんかしっくりこないんだよね

管理人
管理人

フォーム改善をしてる時って不安になりますよね。ただ、考え方を変えることで、前向きにフォーム改善に取り組むことができ、結果も変わってきますよ!

フォーム改善で限界を感じてる方や不安に思ってる方、今後フォーム改善に取り組もうと思ってる方は、ぜひこの記事をご参考ください!

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テニスのフォーム改善で重要なコツとは

まず、テニスのフォーム改善の重要なポイントの結論からお伝えします。

■小手先の改善はフォーム改善とは言わない
■今までの感覚を捨てる
■自分流のフォームがある

フォームとは、体の使い方そのものを指します。

ラケットの引き方やインパクト時の手首の使い方など様々なアドバイスがありますが、これらはフォーム改善の根本ではなく、小手先の技術となります。

人それぞれ体の構造は違いますので、使い方も変わって当然です。

フォーム改善をする際のポイントは、自分が動きやすい動作を手に入れること!となります。

ただ、テニスのスイングには、握り方によっての基本となるスイングや、下半身から始動するスイングの方法などのいくつかの押さえておくべきポイントが存在します。

押さえるべきスイングのポイントを実践しながら、自分流のフォームを手に入れることが、フォーム改善で最も重要となります。

これからフォーム改善のコツを深堀していきますが、その前になぜフォーム改善が必要なのかについて解説していきます。

なぜフォーム改善が必要なのか

フォームを改善して期待できる効果は以下の3つです。

■怪我のリスクが減る
■スムーズなスイングになる
■ショットの質があがる
多くの人は、フォーム改善=かっこいいフォームと捉えてしまいがちですが、本来のフォーム改善の目的は
効率の良い動作で打球することで、怪我のリスクを軽減しなおかつ、ショットの質をあげること
にあります。
逆に言えば、コーチがフォーム改善を進める際は、怪我のリスクがあるスイングであったり、効率よくボールにパワーを伝えていないフォームということにもなりますね。
カッコいいフォームは、怪我防止や効率の良い動作、ショットの質向上の目的を果たした先に、勝手についてくるものであることを知っておくと、スムーズにフォーム改善の練習に打ち込むことができますよ。
では、実際にフォーム改善の時に役立つコツを紹介していきます。

テニスのフォーム改善の3つのコツを実践しよう

テニスのフォーム改善の時に意識したいコツは3つです。

■今までの感覚を捨てること
■小さな動きではなく、大きな動き
■自分が振りやすいスイング

それぞれ、詳しく解説していきます。

違和感が実は正しい動きに

■前のスイングの感覚は捨てよう
■今までと違う感覚こそが、正しい感覚

フォームを改善しているわけですから、今までの感覚と違うのは当たり前で、その感覚こそが実は正しいスイングだったりします。

今までの感覚とフォーム改善時の感覚との差が、不安を起こし、無意識に動作を制限してしまいます。

その結果、自分ではフォームを改善したつもりでも、実は前のフォームとあまり変わらないという事態になってしまいます。

フォーム改善をしているということは、今までのスイングに何らかの問題があるから取り組んでいるわけですので、前の感覚自体が間違っているということを念頭に置き、フォーム改善に取り組むべきです。

大胆に体を動かそう

■小さな動作から修正するのは難しい
■大きな動作は徐々に洗礼した動きとなる
フォーム改善とは、言い換えれば正しい体の使い方を覚えることになります。
大きな動作は、体すべてを使うことに繋がっていき、結果としてスイングに必要な体の動かし方を理解しやすくなります。
逆に小さい動作というのは、体の一部しか使わないことにもつながり、俗にいく手打ちスイングとなってしまいます。
大きな動作を心がけていくことで、無駄な部分が自然と省かれ、洗礼されたスイングを手に入れることができます。
ー体を使ったスイングの解説記事はこちらー

自分が動かしやすいフォームを知ろう

■握りに応じたスイングの基本を理解する
■意識するポイントを理解する
■リラックスした状態を意識する
テニスのスイングは抑えるべきポイントを意識すれば、後は自分が動きやすい動作をすることが大切です。
ー握りに応じたスイングの記事はこちらー
プロがみんな同じようなフォームではないのも、グリップの握り方の他に体格や本来備わっている動きの違いが理由となります。
ここで知っておきたいことは、人は運動構造は4つのパターンに分類されるという4スタンスという理論に行き着くということです。
4スタンス理論によるとA1・A2・B1・B2という4つのパターンに分かれるのですが、A1の人がB2の動きを真似しても、そもそもの運動構造が違うために、非常に動きにくく感じてしまいます
(4スタンスについては別記事で解説していきます。)
握りに応じたスイングを理解した後は、誰かの真似をするのではなく、自分が動きやすい動きをすることが、フォーム改善のコツとなり、カッコいいフォームを手に入れることにつながります。

大胆な動作で今までの感覚を捨てることがフォーム改善で重要

フォーム改善をする際のポイントをもう一度まとめます。

■新しいフォームの感覚を信じる
■周りを驚かすくらい大きな動作をする
■自分なりのフォームをする
フォーム改善は、今までのテニスを変えるためにあり、変えるためには今までのスイングへのこだわりをなくすことが大事です。
コーチは、必要だと思うからフォーム改善を推奨しているわけですので、ぜひ、コーチを信じてフォーム改善に取り組んでください。
また、フォーム改善している時は、違和感を感じることが多々起こります。
そのような時は、コーチに聞いたり、周りのテニス仲間に確認したり、スマホなどで自分のフォームを撮影して、客観的に確認したりして、自分が納得いくまで突き詰めてみてください。
実は、自分が違和感を感じてるフォームが正しいフォームであることを確認することができますよ。

 

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