ナイロンガットの特徴から構造の違い・おすすめプレーヤーを、詳しく解説していきます!

ナイロンガットってどんなの?

マルチとモノって何?

ナイロンガットは、ガットの素材の一つで、人工的に作られたガットです。
ガットの素材は主に3つあり、その中でも柔らかい打感に定評!
ナチュラル>ナイロン>ポリ
また、ナイロンガットには、構造の違ういくつかの種類があり、どんなプレーヤーにも網羅しています。
ガット選びで悩んだ際や・初めてガットを張り替える方・快適な打感を求める人の参考になれば幸いです。
ナイロンガットの特徴
ナイロンガットの主な特徴は4つあります。
- 種類が豊富
- 低コスト
- 快適なプレー
- 2つの構造
テニス初心者~上級者まで幅広いプレーヤーが使用でき、主流のガットです。
また、安くて自分のプレーに合ったガットを多数の種類から選べるのが、強みでもあります。
種類が豊富
■プレーに合わせて選べる
自分にあったラケットとのセッティングを楽しむことも、テニスの醍醐味!
快適なテニスライフをサポートしてくれます。
種類が多いことで選ぶことが難しいという側面もありますが、自由度が高いのは、うれしいですね。
低コスト
■ネットなら1,000円代も
2,000円代のガットも多く、ナチュラルに比べかなり安いです。
(ナチュラルは5,000円~)
また、ネットでは定価の半額程度で購入可能です。
快適なプレー
■硬い打感が苦手な方に最適
ナイロンはナチュラルの打感を目指して、人工的に作くられたガットです。
打感は柔らかめで反発が強く、けがが不安な人にも最適ですね。
2つの構造
■モノ…反発力のある打感
ナイロンには、主にマルチフィラメントとモノフィラメントの2種類の構造があります。
また、マルチモノや海島といった特殊な構造もあります。
ガットの構造は、ガット選びの指標となります。
ナイロンガット「マルチ」と「モノ」の違いを比較
構造の違い
マルチとモノは構造が異なります。
マルチ | 無数の細い糸で編み込んだ製法 |
モノ | 1本の芯に細い糸を巻き付けた製法 |
マルチフィラメントは、ナチュラルを似せた作りで、打球時の衝撃が少ないのが特徴です。
モノフィラメントは、芯があることで、弾き感と耐久性に比重を置いた構造となります。
性質の違い
製法が異なるので、性能面も異なります。
マルチ | モノ | |
---|---|---|
打感 | 柔らかい | 若干硬め |
反発力 | 程よい弾き感 | 強い弾き感 |
テンション維持 | 優れている | 若干劣る |
耐久性 | 弱め | 強め |
価格 | 3000円前後が多い | 2000円前後が多い |
同じナイロンガットでも、これだけの違いがあります。
自分のプレースタイルにあったガットに出会うためにも、構造の違いには、ぜひ注目したいですね。
マルチフィラメントのおすすめプレーヤー
マルチフィラメントは、シニア層~一般プレーヤーまで、幅広い層に人気です。
マルチフィラメントはゆったりめのスイングをする方や技巧派なプレーヤーにおすすめ!
マルチフィラメントの代表的なガットには、以下のようなものがあります。
(リンクからインプレ記事に飛びます)
逆にマルチフィラメントが合わない人は以下のような特徴の人です。
弾力性がある分、ガンガン打つ人やしなりが大きいラケットを使用している人だと、物足りなさを感じてしまうかも。
飛びの良いラケットにセッティングすることで、丁度よい飛び感を演出できます。
また、価格が定価で3,000円前後と比較的高め。
耐久性も低いので、経済面を重視する方は、モノフィラメントの方がよさそうです。
モノフィラメントのおすすめプレーヤー
モノフィラメントはフラット系やガンガン打ちたい人に人気があります。
フラット系でガンガン打ちたいプレーヤーにおすすめです。
モノフィラメントの代表的なガットは以下のようなものがあります。
■アスタリスク
■アスタリスク メタル12
逆にモノフィラメントが合わない人は以下のような特徴の人です。
モノは弾きがメインで、球離れが早くなります。
反発力が強い分、打感はシャープになり、コントロールもしずらくなるのが、難点です。
飛びが良いラケットにセッティングしてしまうと、飛び感を押えられずにボールが暴れやすくなってしまいます。
ナイロンガットの特徴まとめ
ナイロンガットは初心者~上級者まで、多くのプレーヤーが使用できます。
初心者・ケガをしたくない人・快適な打感が欲しい人・腕力に自信のない人は、ナイロンガットが最適と言えます。
どのガットが良いか迷っている方は、ナイロンガットが快適テニスをサポートしてくれますよ!
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