テニスをやるうえで絶対に必要となるのが「テニスシューズ」です。
テニスはコートを縦横無尽に走り回るスポーツなので、シューズの存在はそのままプレーにも影響を与えてきます。
これだけは知っておきたいというテニスシューズの基礎知識と種類別の特徴を現役テニスコーチの当サイト管理人がお伝えしていきます。
目次
テニスシューズの基礎知識
テニスコートを借りた際には、必ずテニスシューズを履くようにどこのテニスコートの注意書きにも書いてある、テニスをプレーするうえで必須のアイテムとなります。
また、コートに合ったシューズを履くことで、プレー向上・フットワーク向上・ケガ防止の役割があり、テニス上達にも欠かせないアイテムです。
まずはテニスシューズの基本知識を知っていきましょう。
テニスシューズのサイズ感
テニスシューズはたくさんのメーカーから出されていて、それぞれのメーカーによって同じサイズのはずなのに履いた時のサイズ感が結構違ったりします。
そもそも、人間の足の形は人それぞれで異なり、地域ごとに多い足の形というのがあります。
アメリカのメーカーが、日本人向けの足の形を想定してテニスシューズは作りませんよね?きっとアメリカ人に合った足の形のテニスシューズを作るはずです。
テニスのメーカーは色々な国から出されているので、メーカーによってシューズの形が違うのも当然といえば当然ですね。
すべてのテニスシューズが同じサイズ感で履くことはできませんので、試し履きをすることが、自分の足に合ったシューズの選び方のコツとなります。
テニスシューズの価格は?
テニスシューズの価格の相場は幅広く
安いもので3,500円前後~高いもので18,000前後
のものまであります。
高いテニスシューズであればあるほど様々な機能がついているわけですが、安いからといってダメということは決してありません。
テニスシューズの寿命
テニスシューズの寿命は使用頻度によって大きく変わります。
靴底の減りや素材の破れ、靴底の剥がれなどが出てきたら変え時となります。
目安ですが、週1プレーヤーであれば半年~1年といったところでしょうか。
ちなみにSKのように毎日のようにテニスをやっている場合は、メーカーにもよりますが3か月もすれば取り換え時期となります。
テニス初心者であれば1回購入してしまえば最低でも半年以上は持ちますので、ケチらずに自分に合ったテニスシューズを購入することをおすすめします。
テニスシューズの種類
テニスは、土のコートや人工芝でできたコートなど様々な種類があります。
テニスシューズもこのテニスコートの種類に合わせて様々種類のシューズを販売しています。
種類ごとにシューズの底の形状が変わり、ギザギザと堀が入ったものやまったいらなものがありますが、中にはどのコートにも適した形状のシューズも販売されています。
テニスコートに合ったテニスシューズを履かないとフットワーク低下やケガの原因になりますので、シューズの種類を正しく理解していきましょう。
テニスシューズのコート別の種類と特徴
日本では、オムニコート・クレーコート・ハードコート・カーペットコートの主に4種類のコートが使われて、それぞれのコートに合ったテニスシューズの種類は以下の通りです。
クレーコート:オムニクレー用シューズ・オールコート用シューズ
オムニコート:オムニクレー用シューズ・オールコート用シューズ
ハードコート:オールコート用シューズ
カーペット :カーペット用シューズ・オールコート用シューズ
では、それぞれの種類のシューズの特徴をお伝えしていきます。
オムニ・クレー用テニスシューズ
オムニ・クレー用シューズの特徴は、靴底のほりが深くできています。
クレーコートやオムニコートでは砂がちりばめられているため、靴底の表面がつるつるですと滑りやすくなってしまいます。
くつ底のホリが深いことによって滑り止めの役割を担いに、走らされた時にブレーキをかけることができます。
アウトドアのテニススクールはオムニコートが多いため、オムニ・クレー用シューズを購入すると良いですね。
カーペット用テニスシューズ
カーペット用シューズの特徴は、靴底がまったいらの形状をしていることです。
カーペットコートでは、クッション性のある材質で作られているコートのため、非常に滑りずらいという特徴があります。
オムニ・クレー用のようにホリが深いシューズですと、全く滑ってくれずに急ブレーキの際などで引っかかってしまい非常に危険となります。
そのため、靴底はつるつるにしてあり、摩擦を極力減らして、つまずきにくくしています。
インドアのテニスコートでは大抵カーペットコートとなるため、インドアでテニスをすることが多い人は必須アイテムとなります。
オールコート用テニスシューズ
オールコート用とは、文字通りどのコートにも危険が及ばないほどには対応されているシューズのことを言います。
そのため、靴底もある程度ホリもあり、摩擦を減らせる形状になっています。
それぞれのコート専用のシューズに比べてしまうと性能は落ちてしまいますが、色んなコートでテニスをする機会がある方や、テニス初心者でどのコートでテニスをするのかがまだわからないといった方は、オールコート用のシューズが1足あれば大丈夫ですので、おすすめとなります。
まとめ
テニスシューズも種類もたくさんありますね。
種類がわからずにテニスコートに合わないシューズを使用してしまい、怪我をしてしまっては元も子もありません。
ぜひ、自分が使用するテニスコートにあせたシューズを使用するようにしましょう。
また、シューズの足裏がすり減ってきた場合は、性能が失われていることを意味しますので、思い通りのパフォーマンスをすることができなくなります。
この記事のテニスシューズの種類別の特徴を参考に、現在使用しているシューズを確認してみてはいかがでしょうか?
もしかしたら、変え時かもしれませんよ!
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