錦織圭選手と粘り強いテニスでビック4の一角を担うアンディ・マレーの「通算対戦成績」「コート別対戦成績」「錦織圭とマレーのプレーの相性」についてまとめました。
プレースタイルの相性などはかなり主観が入りますが、温かい目で見ていただければと思います。
※この記事は2018年11月16日までの成績となります。
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アンディ・マレーとは
自己最高位1位
出身 | イギリス |
年齢 | 31歳 |
身長 | 190㎝ |
体重 | 84㎏ |
プロ転向 | 18歳 |
プロ歴14年目を迎えるマレーは、テニスコーチとして有名だった母親の影響もあり、3歳よりテニスを始めました。
2005年にプロとして本格的な活動を始めたマレーは、その年のランキングを64位で終え、イギリスの期待の星となり、わずか3年で世界ランキング15位まで押し上げました。
2008年全米オープンで初となるグランドスラム決勝進出を果たしました。その後なかなか4大大会の優勝と縁がありませんでしたが、2012年の全米オープンで自身初となるグランドスラム優勝を果たし、地元ウィンブルドンでも2回の優勝を果たしています。
・ツアー通算45勝(シングルス)
・4大大会優勝回数3回
・4大大会準優勝回数8回
・オリンピック金メダル2回
アンディ・マレーのプレースタイル
マレーは粘り強いテニスから鋭いショットを繰り出しポイントを取っていくカウンタープレーヤーです。
ストローク、ボレー、サーブどのショットも高水準のポテンシャルを持つ一方、ガッツあふれるプレーもマレーの特徴の一つです。
守備面でもピカ一の対応をする一方、決して守備型ではなく戦術面にもたけているプレーで、観客を魅了します。
穴の少ない選手である一方、飛びぬけた武器に欠ける面もあり、これがなかなか決勝でビック4相手に勝ちきれない要因の一つとなっています。
錦織圭VSマレーの対戦成績
錦織選手とマレー選手は過去に11回対戦があります。
錦織選手とマレー選手の対戦成績は
・錦織圭 2勝
・アンディ・マレー 9勝
と錦織選手は負け越しています。
直近5試合の両者の対戦は以下の通りです。
<2017年>全仏オープン 準々決勝
選手 | 1S | 2S | 3S | 4S | 5S | |
錦織圭 | ✖ | 6 | 1 | 5 | 1 | |
A.マレー | 〇 | 2 | 6 | 7 | 6 |
<2016年>ATPファイナルズ ラウンドロビン
選手 | 1S | 2S | 3S | |
錦織圭 | ✖ | 7 | 4 | 4 |
A.マレー | 〇 | 6 | 6 | 6 |
<2016年>全米オープン 準々決勝
選手 | 1S | 2S | 3S | 4S | 5S | |
錦織圭 | 〇 | 1 | 6 | 4 | 6 | 7 |
A.マレー | ✖ | 6 | 4 | 6 | 1 | 5 |
<2016年>リオオリンピック 準決勝
選手 | 1S | 2S | 3S | |
錦織圭 | ✖ | 1 | 4 | |
A.マレー | 〇 | 6 | 6 |
<2015年>ロジャーズ・カップ 準決勝
選手 | 1S | 2S | 3S | |
錦織圭 | ✖ | 3 | 0 | |
A.マレー | 〇 | 6 | 6 |
※2016年デビスカップでも対戦をしている両者は、セットカウント2-3で錦織が敗戦しています。
コート別対戦成績
コート別での両者の成績は以下の通りです。
錦織圭 | コート | マレー |
0勝 | クレー | 4勝 |
0勝 | グラス | 0勝 |
2勝 | ハード | 5勝 |
グラスコートでの対戦はまだありませんね。ハードコートで2勝をあげている錦織選手ですが、錦織、マレー両者とも得意とするコートでの対戦成績は負け越しています。
遅いコートではやはり全体的なポテンシャルが高いマレー優勢といったところですので、最近では錦織選手もクレーへの苦手意識があまりないようなので、次回の対戦が楽しみです。
錦織圭とマレーのプレーの相性は?
両者とも戦術に長けていますが、錦織選手は創造性+早い展開・マレー選手は後ろのポジションから冷静に戦況を分析しつつ緩急を織り交ぜながらカウンターへと展開する両極端なプレースタイルとなります。
相性は錦織選手がはまれば、優勢でしょう。
というのも、マレー選手はそうそう崩れるタイプの選手ではないため、錦織選手の速い展開が決まり始めれば錦織選手のペースで試合を進められますが、ひとたびミスが出始めると一気にマレー選手へと流れがいってしまうためです。
マレー選手はウィナーの数が多い選手ではないため、錦織選手が2倍以上ウィナーをとらなければ苦しい展開になってきます。
両者の試合は観ていて非常に面白いですね。
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まとめ
2018年、マレーは怪我の影響でほとんどを棒に振ってしまい2018年末には約250位までランキングを下げています。
2019年は、マレー選手にとってもカムバックの年にしたいはずですので、大きな舞台での両者の対戦を楽しみにしていきたいですね。
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