錦織圭選手とロベルト・バウティスタ・アグートの「通算対戦成績」「コート別対戦成績」「錦織圭とバウティスタ・アグートのプレーの相性」についてまとめました。
プレースタイルの相性などはかなり主観が入りますが、温かい目で見ていただければと思います。
スポンサーリンク
ロベルト・バウティスタ・アグートとは
自己最高位13位
国籍 | スペイン |
年齢 | 30歳 |
身長 | 183㎝ |
体重 | 76㎏ |
プロ転向 | 16歳 |
プロ歴14年目を迎えベテランの域に入るバウティスタ・アグートは、7年ほど目立った成績はありませんでした。
2013年でATPツアー決勝の舞台に初めて勝ち上がったことで一気にブレイク。その時は惜しくも準優勝でしたが、2014年にATPツアー初優勝を飾ると躍進となり、世界ランキング14位まで一気にあげ、その年の最も上達したプレーヤーに贈られる賞を受賞。
その後もコンスタントに成績を収め、常にトップ20付近にいる安定感のあるプレーヤーです。
4大大会では今まで4回戦の壁をなかなか越えられずにいましたが、2019年全豪オープンで自身初となるベスト8進出を果たします。
・ツアー通算9勝(過去ベスト4が最高)
・全豪オープンベスト8
・マスターズ準優勝
バウティスタ・アグートのプレースタイル
バウティスタのプレースタイルは足の速さと安定したストロークを生かした粘るプレーヤーです。
どんなに走らせてもバウティスタの前ではことごとくボールが返ってくるといった状況になってしまいます。
ストロークは安定していますがウィナーを狙いにいくような凄まじいボールが少なく、相手の攻撃に耐えながらここぞというときに一期に攻めていくスタイルで攻守の切り替えが非常に見事な選手です。
サーブは標準的で身長もそこまで高くありませんが、行けると思ったタイミングでは積極的に前につめていき、ネットプレーがポイント源ともなっています。
1年を通じて早期敗退が少ない非常に安定感のあるプレーヤーとなります。
錦織圭VSバウティスタの対戦成績
錦織選手とバウティスタ選手は過去に5回対戦があります。
錦織選手とバウティスタ選手の対戦成績は
・錦織圭 4勝
・バウティスタ・アグート 1勝
と錦織選手が大きく勝ち越しています。唯一の敗戦は2017年でのウィンブルドン3回戦となり、両者の直近の試合ではバウティスタが勝っています。
<2017年>ウィンブルドン 2回戦
錦織圭 | 1-3 | バウティスタ |
<2016年>マイアミオープン 4回戦
錦織圭 | 2-0 | バウティスタ |
<2015年>マドリードオープン 3回戦
錦織圭 | 2-0 | バウティスタ |
<2015年>バルセロナオープン 準々決勝
錦織圭 | 2-1 | バウティスタ |
<2014年>バルセロナオープン 2回戦
錦織圭 | 2-1 | バウティスタ |
コート別対戦成績
コート別での両者の成績は以下の通りです。
錦織圭 | コート | バウティスタ |
3勝 | クレー | 0勝 |
0勝 | グラス | 1勝 |
1勝 | ハード | 0勝 |
両者はクレーコートでの対戦が多いですね。バウティスタ自身スペイン出身ということもあり、クレーコートでは勝ち上がる確率が高いため多く対戦をしているのでしょう。
錦織圭とバウティスタのプレーの相性は?
バウティスタ選手の粘りのテニスを凌駕するほどの錦織選手の戦術や制度が上まっている印象です。
ボールを打つタイミング、ボールタッチなどの創造的な戦術は錦織選手が長けており、錦織選手のスピンの聞いたボールはガンガン打ってくるプレーヤーを得意としているバウティスタにとってはなかなか勝つ糸口が見つからないでしょう。唯一錦織選手が敗退したコートも芝で球足が速いことが影響していたかもしれません。
相性は非常に良いのではないでしょうか。
バウティスタは良くドロップを使って相手を前におびき寄せて自身も前につめるといった戦法をとってきますが、足が速く小技が得意な錦織選手にはなかなか厳しく、バウティスタの手持ちを一つ欠いた状態となります。
よっぽど錦織選手が調子を落としていない限り、実力は錦織選手が上とみています。
スポンサーリンク
まとめ
20台後半からトッププレーヤーの仲間入りを果たした遅咲きのバウティスタ選手。
粘っこいプレーは対戦相手からしたら非常に厄介だと思います。そんな彼も30歳を超えて体力面から見ても新たなプレースタイルを探していく時期に来るかもしれません。
今後どのようにバウティスタ・アグート選手のテニスが変わっていくのか、はたまたこのままのスタイルを押し通していくのか、非常に楽しみです。
\こんな記事もあります/
\SKのレッスン情報/
コメント