錦織圭はジョコビッチになぜ勝てないのか?その理由は経験とプレースタイル

テニス大会情報

全豪オープン2019準々決勝「錦織圭VSジョコビッチ」の1戦。結果から言ってしまえば、第1セットを1-6と取られた後の第2セット錦織圭選手の途中棄権で幕を下ろしました。

準々決勝に上がってくる前までに錦織選手はフルセットの試合を3試合行ってきており、体力が追いつかない状況からくる右足の痛みが途中棄権という非常に無念な結果を招きました。

これで錦織圭VSジョコビッチの対戦成績は2勝16敗と錦織選手が大きく負け越す形となり、最後に勝利をした2014年の全米オープン準決勝から15連敗となっています。

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なぜ錦織圭はジョコビッチに勝てないのか

 

錦織圭選手はジョコビッチ戦を終えた後のインタビューで「ジョコビッチとはいつも満身創痍の中での戦いになる」という言葉を残しています。これは本心でもあると同時に自分へのくやしさの表れを示す言葉でもあるように思えます。

錦織圭とジョコビッチのほとんどが大会準々決勝以上での対戦となります。まあ、お互いにシード選手なので当たり前のことですが。だが、ジョコビッチは錦織圭に勝つ。もちろん技術やポテンシャル・相性の問題もあるとは思いますが、そんな次元の二人ではありません。元世界4位にまで上り詰めた錦織選手に技術やポテンシャルがないわけがありません。お互い勝つために戦略を練り、勝つためのイメージを持ってコートに入るはずです。トップに君臨する二人に2勝16敗といった差があるようには到底思えません。

大きな要因の一つが大抵の試合が準々決勝以上での対戦ということです。要はスタミナ面での差がこの成績につながっていると考えるのが妥当だと考えます。

 

スロースターターが原因!?

 

錦織圭選手の代名詞でもあるフルセットでの強さは紛れもなくメンタルの強さを表していますし相手にとっても脅威であるはず。ですが、トーナメントで優勝するためにはグランドスラムであれば2週間7試合を耐え抜くスタミナがなくてはなりません。以前から錦織選手のスタミナ面の弱点を指摘されてはいますが、個人的にはむしろスタミナ面ではある方だと思っています。それがフルセットでの強さに比例しますし、終盤での強さにもつながってくるからです。ですが、グランドスラムで2週間戦い抜く長期的なスタミナ配分がジョコビッチやナダル・フェデラーら長年トップに君臨する選手に比べ上手くいっていないのは事実です。

彼らは1回戦・2回戦をストレートでしかも6-1などのゲームスコアで勝ち抜くうまさがあるのに対し、錦織選手は1回戦から6-1などでゲームを取ることが圧倒的に少ないのです。ビックサーバーならタイブレークまでいこうがさほど影響がありませんが錦織選手のようにラリーで展開しポイントを取っていくタイプは、他のプレーヤーに比べても1ゲームにかける時間が長くなります。しかも、ラリーで相手の状況に合わせてプレーを変えていくタイプですのでどうしてもスロースターターになりやすくもなります。

こうした、錦織選手のプレースタイルと若い時にグランドスラム優勝の経験がないことがジョコビッチ達と比べて2週間5セットのスタミナ配分をコントロールする技術で劣ってしまっています。

 

錦織圭が目指しているものとは

これまで書いたことは本人が一番感じていることだと思います。だからこそ「ジョコビッチとは満身創痍での試合になる」という言葉を残しているのです。2017年の怪我を期にフィジカル面を徹底的に鍛え、サービスゲームを楽に取るためサーブの強化もしています。こうした錦織選手自身も感じている強化ポイントを徹底的に鍛えてきてる中での今回の全豪準々決勝途中棄権は本当に悔しいものと思います。

錦織選手はサーブ強化に成功し、最近ではサービスゲームでネットにつめる場面も多くなりました。できるだけ楽にポイントを取るための新たな戦術を取り組んでいるようにも思えます。今はまだ自分の新たなプレースタイルを探している段階で、全豪オープンのような大きな大会ではそれが思うように使えなかったのではないのか。

男子プロテニスは確実にフェデラー・ナダル・ジョコビッチ・マレーのビック4が崩れ始め若手の選手が今か今かとトップを狙っており、トップ10以下の選手のレベルが急激に上がってきていることも事実です。29歳になる錦織選手はもう若くありません。だからこそ、若手を相手にスタミナ面を考慮したテニスを展開し、新たなプレースタイルを目指しているように思えます。

 

2019年は錦織選手にとってチャンスの年

こうしたプレーの変化も2019年がチャンスの年であるとわかっているからだと思います。その最初のグランドスラムで不本意な結果となってしまったことは非常に残念ですが、次に行われる全仏・ウィンブルドンまでの期間は錦織選手にとってランキングを上げるチャンスの時期となります。ランキングをあげ世界ランク4位で全仏・ウィンブルドンに臨むことができれば、その分優勝のチャンスはおのずと増えてきます。鉄壁の上位陣が崩れかけている2019年が錦織選手にとってグランドスラム優勝の最大のチャンスにもなります。

だからこそ、1回戦・2回戦をスタミナ面に考慮して勝ち抜くプレーを手に入れ、万全の状態でジョコビッチに挑んでもらいたいと強く思います。スタミナが十分にある状態でジョコビッチと対戦できれば、勝機はあると信じています。と言いますか、個人的にはジョコビッチをグランドスラムで崩せる選手はビック4(今はビック3?)を除き錦織選手・ズベレフ選手・デルポトロ選手だけだと思っています。

錦織選手がグランドスラムのセンターコートでトロフィーを掲げているシーンを絶対に見たい!今回の全豪のプレーは感動を呼ぶものばかりでしたしプロフェッショナルな戦いばかりでしたが、錦織選手はそこでとどまっちゃいけない選手なのです。感動を与える場所はぜひグランドスラムの決勝でお願いします。

 

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