テニス初心者の練習方法とは?STEP4ストロークの打ち方その1

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テニスの打ち方には、ストローク(フォアハンド・バックハンド)・ボレー(フォアボレー・バックボレー)・サーブ・スマッシュの6つの打ち方があり、6つの打ち方を使って様々なボールに対応していきます。

テニス初心者の練習方法シリーズの第4回では、ついにストロークの打ち方に入っていきます。

テニス初心者の練習方法特集

テニスでストロークはもっとも使用するショットとなり、テニスの基本となるショットですのでぜひともマスターしていただきたいと思います。テニス初心者が実践できるように段階を追って練習方法をお伝えしていきますので、2回に分けてご紹介していきます。

まず1回目は、ストロークをする上で基本となる握り方や打点、腕の使い方など、上半身にフォーカスを当てていきます。

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テニス初心者がストロークを上達させるには?【初心者必見】

テニス初心者が始めてストローク練習をした際に起こる現象は大きく3つあります。

・ボールがとびすぎてしまう

・狙った所にボールがいかない

・ちゃんとラケットにボールが当たらない

この記事を読まれている方は、少なからず経験があると思います。SKもテニスをやり始めたころはそうでした。しかも!小中と野球をやっていたので、他の人よりも余計にホームランボールを打っていました♪

まずは、これらが起こる理由と上手くいくための考え方を知っておきましょう!

おすすめ記事➡【悩み解決】テニスが上達しない3つの理由と対策!

ボールは簡単に飛んでいくもの!

テニスはラケットにボールを当ててボールを飛ばしますよね。ということは、ラケットはボールを飛ばすための機能が備わっているということになります。

まずはここをしっかり押さえておきたいです。

ただでさえ簡単にボールが飛んでいくようにラケットが作られているのに、より飛ばそうと腕に力を入れてしまったらそりゃー飛びすぎてしまいますよね。

テニスでは、ラケットでボールを打ちにいくという意識ではなく、相手のボールの勢いを利用してラケットを使い打球する意識が超重要となります。

要は、力を入れなくてもボールは飛んでいきますよってことです。この考え方はテニス上級者になっても同様ですので、ぜひとも覚えておきましょう♪

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打点の時の面の向きが方向を決める

全然ラリーが続かない…というより全然違う方向にボールが飛んで行っちゃう

この現象は上で述べたこととつながってきますが、ボールは必ずラケットとボールが接触した時の面の向きの方向にボールが飛んでいくのです。

ボールが狙った場所に飛んでいかない時の理由は面の向きが違うということですね。では、なぜ面の向きが変わるのかというと手に力が入るからです。

・打点の位置とその時の形を覚える

・打つ瞬間にグリップを握らない

この2つを実践することで、ボールは狙った所へ飛んでくれます♪また、打点の位置を覚えることでボールがちゃんと当たらないといった悩みも同時に解決をしてくれますので、テニス初心者はまず正しい打点の位置を知ることがストロークを上達させるための第1歩となります。

テニス初心者のストローク練習方法①|おすすめの握り方と打点

テニスには、握り方というのが大きく分けて3種類(コンチネンタルグリップ・イースタングリップ・(セミ)ウエスタングリップ)あり、握り方によって打ち方や打点が変わってきます。

握りに応じた打ち方や特徴は下記の記事で詳しく解説しています。

グリップに応じた打点の詳しい記事➡テニスの握り方でプレーが変わる?グリップの種類や特徴を徹底解説!

握り方よりもかっこいいフォームのストロークの打ち方を教えてよ!と思われそうですが、握りに応じた打点を知らないとかっこいいフォームは手に入りませんので、ここは我慢して聞いてくれるとありがたいです。

テニス初心者におすすめの握り方はイースタングリップとなり、打点の位置は膝から腰の高さとなります。詳しい練習方法を解説していきます!

テニスのストローク練習方法①握り方をマスターしよう

まず、なぜイースタングリップが良いのかというお話を少しします。

イースタングリップは手のひらの方向とラケット面の方向が同一方向を向いているので、ラケットを持ったことのない方でも面の向いている方向が認識しやすいのです。

では、イースタングリップの握り方の手順をご紹介していきます。

  • ラケットを利き手と逆の手で持ち、おへその前にグリップが来るようにする
  • ラケットが地面に対して垂直になるようにセット
  • 利き手のひらをラケット面に当て、そのままグリップの位置まで下す
  • 小指から順にグリップを握り込んでいく

よく聞く握り方の手順ですよね。ですが、これだけでは握りが変わってしまう可能性があるのです。というのも、グリップはほんの少しずれただけでまったく別の握り方になってしまうからです。

そこで!ちゃんとイースタングリップで握れているのかの確認方法を伝授します。

・人差し指と中指で出来たVの字がグリップの右斜め上に来ている(右利きの場合)

・手のひらとグリップが密着せずに少し隙間が空いている

・人差し指と中指の間に隙間が空いている

この3つがすべてそろった時に、正しいイースタングリップの握り方となりますので、ぜひチェックしてみましょう!

もし、グリップの握り方が忘れちゃうという場合は下の画像のようにグリップにしるしをつけておくと良いですよ♪

テニスのストローク練習方法②握り方に合った打点を覚えよう

握り方を覚えたら、打点の位置を練習していきましょう。

まずは、イースタングリップ時の打点の位置を確認していきます。

・真正面を向いた状態で、ラケット面が打ちたい方向に向くようにセット
・この時、グリップの高さは腰、グリップの位置は右腰骨からボール一個分前方に用意

これだけです!要はラケット面がまっすぐ向く位置で、腕や手首に負担がかからない位置が上記のようになるということです。

構えた状態からでも、適当な状態からでも、パッと打点の位置にラケットをセットできれば、何も言うことはありません!

さっそく、実際に打球してみましょう!

テニス初心者のストローク練習方法②|ボールを飛ばす方法

握り方と打点がわかったら、後は実際に打球をして本当にボールが狙った方向にいくのかを試してみましょう!

また、テニスはネットを越すスポーツですので、合わせてネットを超すための練習方法もお伝えしていきます。

テニスのストローク練習方法|まっすぐにボールを飛ばす方法

①球出し者にワンバウンドでボールを出してもらう

②ボールがラケット面に当たるまで上記で説明した形をキープ

③ボールがまっすぐ転がればOK

この形を覚えることが、プロみたいにかっこいいフォームでストロークを打った際にもボールのコントロールをつけることへの第1歩となり、地味ですが超大切な練習です!

この練習のコツは、当てるだけです!

打とうとしてしまうと、面の向きが変わって全違う方向にボールが飛んじゃいますのでご注意です!

思った方向にボールを飛ばせたら、次はネットを超すための打ち方練習へまいりましょう♪

テニスのストローク練習方法|ネットを越えるボールを打つ方法

さぁ、ボールを上に飛ばすぞ!と意気込んでラケットを振ってしまうと全然上手くいきませんので、以下の方法で練習していきましょう!

①正面向きでインパクトの形を作る

②手首の位置を下げて、ラケットを下げる

③肩から手首までを動かさず、肩を支点にラケットを振り上げる

ボールの下から上に打球することでボールは上方向へ飛んでくれます。この練習のすごーく重要な点が、フィニッシュの形です!

先ほども言った通り手首を使ってしまうとボールの方向がハチャメチャになってしまいますので、て手首の形が崩れない目安となるフィニッシュの形を覚えておきましょう!

それは!

・グリップの位置が目線の高さ

・インパクト時の手首の形をキープ

・肘が曲がっていない

・ラケットが右斜め上方向を向いている(右利きの場合)

このチェック項目がクリアできれば、ボールがまっすぐ飛ばせてなおかつネットを超すための弾道を作ることができます。

テニス初心者の練習方法とは?STEP2ボール付きの記事でも紹介している簡単ラリーの進化バージョンが、この記事で紹介した練習方法をマスターすることでできますので、よりテニスっぽい練習となり楽しくなりますよ♪

そして!このなんとも地味に思える練習をしないと、この後のストロークの打ち方練習で間違いなく苦戦することになりますので、上達したい!と少しでも思う方は、ぜひトライしてみてください。

テニスのストロークまとめ

テニスのストロークでは、ネットを超す・狙った方向へボールを飛ばすといったこと基本が急にできなくなったりします。

そんな時は、今回の記事でお伝えしたことが原因である可能性が非常に高くなります。

一見地味な練習でも段階を踏んで練習をしていくことで、いざスランプに陥た時に原因を追究できるようになりますし、なんといっても基本をすっ飛ばしていきなりてっぺんを目指してしまうと、必ずどこかでつまずくことになります。

今回の記事では、ストローク以外のボレーやサーブでも通じる内容となりますので、ぜひ練習に取り入れてみてください!

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